Nyhavn
17 世紀の運河沿いに並ぶカラフルな家並み。アンデルセンも暮らした港町の絶景スポット
Photo: Moahim(CC BY-SA 4.0)
基本情報
概要
コペンハーゲン中心部、Kongens Nytorv 広場から内港へと延びる 17 世紀の運河・ウォーターフロント。両岸に並ぶ 17〜18 世紀初頭の色鮮やかな切妻屋根のタウンハウスと、係留された木造帆船が織りなす景観は、この街を象徴する定番の絶景として世界的に知られる。
かつては船乗りが集う歓楽街・港として栄えた界隈だった。童話作家 Hans Christian Andersen が計 18 年にわたり暮らした地でもあり、現在はレストランやカフェ、運河クルーズの発着点として賑わう観光の中心地となっている。
歴史的背景
建てられた経緯・年代
1670〜1675 年、国王 Christian V の命により建設された。デンマーク兵と、デンマーク・スウェーデン戦争(1658–1660)の捕虜となったスウェーデン兵の労働によって掘削された運河。
建築家・建築様式
運河そのものの設計者は要確認(王の港湾整備事業として掘られたもの)。沿岸の建物は個々の商人・船主が建てた 17〜18 世紀のタウンハウス群で、南側角には Charlottenborg 宮殿が建つ。
沿岸建築は 17〜18 世紀初頭のデンマーク・タウンハウス様式。切妻を通りに向けた狭い間口の連棟住宅で、赤・黄・青・オレンジなどに塗り分けられたファサードが特徴。最古の建物は No.9 で 1681 年に遡る。
増改築・被災・修復
第二次大戦後、船舶の大型化で港湾機能が衰退。1960 年代半ばに地区再生に着手し、1977 年に木造帆船・博物館船の停泊地となり、1980 年に歩行者天国化されて現在の観光・レジャー地区へと生まれ変わった。
時代背景
建設された 17 世紀後半は Christian V による絶対王政の拡張期で、海運交易を内陸の中心広場 Kongens Nytorv まで引き込む商業インフラとして掘られた。以後 300 年以上、港町・歓楽街・観光地へと姿を変えてきた。
必見
運河沿い最古の家。当時の姿をよく留める赤い切妻建築。
アンデルセンが最初の小説を執筆し、1835 年に最初の童話集を発表した家。
後期の童話を多く生んだ住まい(滞在期間には資料差あり、要確認)。
晩年に自伝を執筆した最後の Nyhavn 住居。
運河の内港側に置かれた大きな錨のモニュメント。第二次大戦の船員を悼む記念碑。
運河に係留された歴史的木造船群。
Kongens Nytorv 側の角に建つ宮殿。現在は王立芸術アカデミーの展示施設。
歩き方
Kongens Nytorv 側から運河北岸(陽当たりの良い家並み側)を内港方向へ散策し、No.9 ・ No.18 ・ No.20 ・ No.67 のアンデルセン旧居プレートを確認。突き当りの内港・記念の錨まで歩き、発着場から運河クルーズに乗るのが王道。
実用情報
| 営業時間 | 24 時間(屋外エリア) |
|---|---|
| 定休日 | なし |
| 料金 | 無料 |
| 予約 | 不要 |
| city pass | 該当なし |
出典
- Nyhavn — Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Nyhavn(取得日 2026-07-05)
- Nyhavn 20 — Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Nyhavn_20(取得日 2026-07-05)