Louisiana Museum for Moderne Kunst
建築・美術・自然が溶け合う、Øresund 海峡を望むデンマーク・モダニズムの聖地。
Photo: Lars Plougmann(CC BY-SA 2.0)
基本情報
概要
Humlebæk の海辺に建つ Louisiana は、モダン建築・美術・ランドスケープの一体化で世界的に知られる近現代美術館。1958 年に実業家で美術収集家の Knud W. Jensen が創設した。
低く水平に広がる建物がガラス回廊で結ばれ、来館者は公園の中を「屋根のある散歩」で巡るように作品と自然を体験する。Øresund を望む彫刻公園と、Alberto Giacometti の彫刻群を収めた専用ギャラリーが特に名高い。
歴史的背景
建てられた経緯・年代
1958 年創設。敷地には 1855 年以来のカントリーハウスがあり、その名は初代所有者 Alexander Brun が、いずれも Louise という名の 3 人の妻にちなんで名付けたことに由来する。
建築家・建築様式
設計は Jørgen Bo と Vilhelm Wohlert。旧邸を起点に敷地を研究し、ガラス回廊でつながる 3 棟からなる最初の建物を生み出した。
1950 年代後半のデンマーク・モダニズム。白い長い壁、露しの木構造、深紅のタイル床、地形に沿って自然へ開くガラス面が特徴で、建築を風景と一体化させる思想に基づく。
収蔵品・美術様式
コレクションは戦後を中心とした国際的な近現代美術。創設者 Knud W. Jensen の「美術を人々の日常に開く」という理念のもと、Giacometti や Calder ら 20 世紀の巨匠作品を核に発展した。
増改築・被災・修復
1958 年 North Wing 開館。1966〜1976 年に West Wing とコンサートホール、1982 年に South Wing、1991 年に East Wing、2003〜2006 年に全面改修、2018 年に原設計の意図を尊重した改良を実施。
時代背景
創設された 1950 年代は、デンマークがモダンデザインと福祉国家的な文化開放を推し進めた時代。
必見
細長く垂直な人物像を最適な緊張感で見せるために作られた専用空間。
Øresund へなだらかに傾斜する大樹の庭に彫刻が点在。
カフェ前に配された 3 点の代表作。
海を望む芝地に置かれた大型ブロンズ。
展示棟をつなぐ全面ガラスの通路。
Øresund を一望する開放的な食堂。
館内の周り方
North Wing から入り、ガラス回廊を辿って Giacometti Gallery へ。西〜南棟の展示を巡ったあと彫刻公園へ出て、海を望むカフェで締めくくる。
実用情報
| 営業時間 | 7〜8 月 火〜金 10:00–22:00(土日・その他期間は変動、要確認) |
|---|---|
| 定休日 | 月曜(要確認) |
| 料金 | 単券 145 DKK/人 |
| 予約 | 不要 |
| city pass | 対象(無料) |
出典
- Louisiana Museum of Modern Art — Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Louisiana_Museum_of_Modern_Art(取得日 2026-07-05)
- Architecture & History — Louisiana Museum https://louisiana.dk/en/museum/architecture-and-history/(取得日 2026-07-05)