Georg Jensen
北欧モダンを定義した、デンマーク銀器の総本山
Photo: Albert Jankowski(Public domain)
基本情報
概要
1904 年創業のデンマークを代表する銀細工ブランド Georg Jensen の旗艦店。ストロイエの歴史的広場アマートー(Amagertorv)に面し、Royal Copenhagen や Illums Bolighus と並ぶコペンハーゲンのデザイン中枢に位置する。
創業者ヨルゲン・イェンセンは彫刻家出身で、Art Nouveau(デンマークでは Skønvirke)の有機的造形を銀に持ち込み世界的名声を得た。以後 90 年余で 90 名超のデザイナーを起用し、Johan Rohde や Henning Koppel ら巨匠を輩出した。
歴史的背景
建てられた経緯・年代
1904 年 4 月 19 日、Georg Jensen(1866–1935)が Bredgade 36 番地の中庭に最初の工房を開いたのが始まり。現在の旗艦店が建つアマートーへの出店年は要確認。
建築家・建築様式
旗艦店が入る建物の設計者は要確認。建物自体は 1753 年以前に遡る歴史的建造物で、ファサードは直近 1991 年に修復された。
アマートーの歴史地区に建つ古い商館建築で、堂々とした風格あるファサードが 100 年以上の受賞デザインの歴史を映す。
収蔵品・美術様式
創業者イェンセンは 1887 年に王立デンマーク美術アカデミーで彫刻家 Theobald Stein に師事、1892 年卒業。Skønvirke(デンマーク版アール・ヌーヴォー)様式で名を上げ、Johan Rohde の伝統様式、戦後は Henning Koppel の彫刻的モダニズムへと展開し Danish Modern を代表する存在となった。
増改築・被災・修復
建物ファサードは複数回のフェイスリフトを経て 1991 年に最後の修復。ブランドは 1912 年に工房を Knippelsbrogade へ移すなど拡張を重ねた。
時代背景
20 世紀初頭、産業化への反動として手仕事の価値を再評価する Arts & Crafts/アール・ヌーヴォーの潮流が欧州を覆っていた。戦後は機能主義の隆盛とともに Danish Modern の国際的成功を牽引した。
必見
蓋にマグノリアの蕾をあしらった初期の代表作。
ブランド最も有名なフラットウェア柄。100 年以上愛される定番。
妊娠したアヒルを思わせる曲線美の水差し。
極限まで削ぎ落とした細身のモダンなフラットウェア。
平行溝の直線的意匠が特徴。
文字盤にガラスドームを載せた腕輪型時計。
館内の周り方
1 階でジュエリーと時計、上階/奥でシルバーウェアと Home collection を見るのが定石。
実用情報
| 営業時間 | 金 10:00–19:00 |
|---|---|
| 定休日 | 要確認 |
| 料金 | 無料(見学) |
| 予約 | 不要 |
| city pass | 該当なし |
出典
- Georg Jensen — Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Georg_Jensen (取得日 2026-07-05)
- Georg Jensen Copenhagen — The Aficionados https://theaficionados.com/journal/makers/georg-jensen-copenhagen (取得日 2026-07-05)