A.C. Perch's Thehandel
1835 年創業、欧州最古といわれる紅茶専門店
Photo: Jens Cederskjold(CC BY 3.0)
基本情報
概要
1835 年創業、ヨーロッパ最古とされる紅茶専門店。Kronprinsensgade 5 番地の店舗はコペンハーゲンで 8 番目に古い商店とされ、内装は 180 年前とほぼ変わらないまま保たれている。世界中から選び抜いた茶葉を量り売りし、デンマーク王室御用達でもある。
木製の棚に茶缶が整然と並ぶ 19 世紀そのままの店内は、当主が「電灯を足し、店員をたまに入れ替えただけ」と冗談を言うほど原型を留める。2006 年には 2 階に英国式ティールームを開き、150 種を超える紅茶とスコーン・フィンガーサンドを供する。
歴史的背景
建てられた経緯・年代
1835 年 4 月、Niels Brock Perch が Kronprinsensgade 5 に小さな茶店を開業。三男 Axel Christian Perch にちなんで命名され、世界最良の茶葉と少量の磁器を売ることを目的とした。
建築家・建築様式
店が入る建物は 1805 年築で、デンマークの文化財として登録されている。設計者は要確認だが、正面 1 ・ 2 階の中央 3 スパンをイオニア式ピラスターが飾る新古典主義的な意匠。
1805 年建造のネオクラシカルな商館建築。イオニア式のピラスターが並ぶ端正なファサードで、店内は暗い木製棚と茶缶が並ぶ 19 世紀の商店の佇まいをそのまま残す。
収蔵品・美術様式
茶貿易の歴史そのものが売りで、19 世紀の海運・植民地交易でアジアの茶がデンマークにもたらされた時代の空気を今に伝える。手作業の量り売り文化と、6 世代近く続く家族経営の職人的接客が特徴。
増改築・被災・修復
創業家 Perch の後、従業員 Frantz Christoffer Kruse、Adolph Rosaurus Hansen が継承。現在は 4 代目の Christian Hincheldey と Stine Louise Alwén が経営。店舗内装に大きな改変はなく、2006 年に 2 階ティールームを増設。
時代背景
創業 1835 年は、デンマークが対アジア海上交易で茶・磁器を輸入していた時代。喫茶が上流・市民層に広まる中、良質な茶葉を扱う専門店として生まれた。
必見
世界各地の茶を木製カウンターで量り売りする創業以来の看板。
150 種超の紅茶と、スコーン・フィンガーサンド・ケーキを供する英国式ティールーム。
デンマーク王室御用達の店が仕立てる定番ブレンド(具体名は要確認)。
クラシックなラベルの茶缶入りギフト。土産に好適。
館内の周り方
まず 1 階の茶商スペースで香りを楽しみながら茶葉を選び、購入後または予約のうえで 2 階ティールームへ。
実用情報
| 営業時間 | 金 約 9:00/10:00–19:00(ティールームは要予約) |
|---|---|
| 定休日 | 要確認 |
| 料金 | 茶葉購入は商品による、ティールームはコース制(2 人 約 500 DKK 目安) |
| 予約 | ティールームは要予約 |
| city pass | 該当なし |
出典
- A.C. Perch's Thehandel — Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/A.C._Perch's_Thehandel (取得日 2026-07-05)
- A.C. Perch's 公式 https://perchs.dk/en/copenhagen/ (取得日 2026-07-05)